「膝の関節が痛い。」
年齢を重ねるごとに身体中に痛みが出てきて、特に膝を悪くして何かをするごとに膝が痛む方もいらっしゃるでしょう。
特に50歳を過ぎたあたりからこの症状を訴える方は増していきます。年齢の経過とともに起きる膝の関節痛は、多くの場合「変形性膝関節症」と診断されます。
まだ違和感程度であれば安静にしておくだけでも良いですが、痛みをはっきりと感じるようでしたらすぐに対策をしなければなりません。
そこで今回は「変形性膝関節症」についてご紹介していきます。
【変形性膝関節症とは?】
変形性膝関節症とは、膝に負担がかかることで軟骨がすり減り、すり減った破片が膝に炎症を引き起こすことで痛みを感じさせる疾患のことを言います。
変形性膝関節症によって引き起こされた炎症は、初期段階であれば、膝に負担をかけないように気をつければ炎症が治まります。
しかし、「膝が痛いけど、休んでいる暇がない」と膝が炎症を起こしているにもかかわらず、さらに負担をかけ続けると次第に悪化して、安静にしただけでは治らず、最悪の場合手術しなければならなくなります。
できれば手術は避けたいと思っている方が多いことでしょう。では、手術をせずに変形性膝関節症を治療することはできるのでしょうか?
【変形性膝関節症を改善・予防するために】
変形性膝関節症を改善・予防するためには、いくつかの方法があります。まず始められる方法として、「生活習慣の改善」です。
変形性膝関節症は年齢の経過とともに膝の軟骨が劣化してきた結果、今の体重を支えられなくなったため負担に耐えきれず、軟骨がすり減ることで発症します。
そのため、生活習慣を改善して負荷がかからないようにすることで改善が期待できます。次に、「運動療法」というものがあります。膝が痛いと運動することが大変になり、結果として運動量が減ってきます。
この悪循環を治すために、膝関節周辺の筋肉をトレーニングしたり、ストレッチしたりすることで膝の負担が軽減されて膝の痛みを小さくすることが可能になります。
以上のように、変形性膝関節症とは加齢とともに膝の関節がもろくなり、負担に耐えられなくなった結果として、炎症を起こして痛みが出る症状のことであると説明しました。
変形性膝関節症は放置したままだと手術しなければならなくなるため、普段から膝周りのトレーニングやストレッチをするように心掛けましょう。
またそれでも治らない場合は是非ふくだ整体院にご相談ください!