「痛みで、肩が上がらない?」 「なにが原因なんだろ。」
年齢を重ねると、肩を上げると痛いといった症状にお悩みの方も増えてきます。 ふとした動作で痛みが出ると、非常にストレスを感じますよね。 それでは、肩が上がらない原因としては、何があるのでしょうか? そこで今回は、この症状の原因として考えられる病気をご紹介したいと思います!
◆四十肩・五十肩
四十肩・五十肩は、よく耳にする言葉ですが、実は原因は完全には明らかになっていません。 現在考えられている原因としては、加齢によって、筋肉や関節などが劣化してしまったり、血液の流れが悪くなったりすること、が挙げられます。生体組織の劣化や血液循環の悪化が起こると、体の組織で炎症が起きてしまいます。
この炎症によって、肩の可動域が狭まり、四十肩・五十肩になってしまう、というメカニズムが提唱されています。 四十肩・五十肩が発症しやすい人の特徴としては、姿勢が悪い人(猫背の人)、昔スポーツなどで肩を痛めた経験がある人、ストレスフルな生活を送っている人、などが挙げられます!
◆腱板損傷
腱板とは、小円筋・肩甲下筋・棘下筋・棘上筋という4つの筋肉の集合体の名称です。 腱板損傷は、腱板がなんらかの原因で痛んでしまうことで、肩が上がらなくなり、場合によっては痛みが生じる病気です。
症状の特徴としては、四十肩・五十肩と比べると、痛みは少ないことが挙げられます。また、肩の上げはじめは問題ないのですが、ある程度まで肩を上げると痛みが生じる、という点も特徴的です。 腱板損傷が発症しやすい人の特徴としては、野球やテニスなど、肩に負担のかかるスポーツをしていた人、中高年(40歳以上の方)の人、などが挙げられます。
◆頸椎椎間板ヘルニア
もし、肩が上がりにくいけど、痛みがあるわけではない、という方がいらっしゃったら、頸椎椎間板ヘルニアかもしれません。 椎間板とは、骨と骨の間でクッションの役割を果たしている組織です。 加齢や物理的な衝撃によって、椎間板が骨の間からはみ出してしまうと、神経が圧迫されてしまい、痛みが生じます。
この病気を椎間板ヘルニアと言い、首の骨に起こったものを、特に頸椎椎間板ヘルニアと呼びます。 この神経圧迫の影響が、肩まで伝わってしまった場合は、痛みはないものの肩が上がらない、という現象が起きる可能性があります。
◆まとめ
今回は、肩が上がらない、という悩みをお持ちの方に向けて、考えられる原因をご紹介しました。 これらの病気を本気で治したい、という方は、是非一度ふくだ整体院までお問い合わせください!