「病院で、脊柱管狭窄症と診断されたけど、何が原因なの?」
「手術が必要と言われたけど、他に治療法はないの?」
脊柱管狭窄症と診断されたという方の中には、原因や治療法を知りたいという方も多くいらっしゃるのではないかと思います!
そこで今回は、脊柱管狭窄症の原因と治療法について、詳しくご紹介したいと思います!
◆脊柱管狭窄症の原因は?
初めに、脊柱管狭窄症の原因についてお話します。
まずは、「そもそも脊柱管って、なに?」という疑問にお答えしていきたいと思います!
・脊柱管とは?
ヒトの神経伝達で重要な中枢神経の1つと言えるのが、脊髄です。脊髄には、非常に大切な神経が通っているため、背骨、椎間板、黄色靱帯などに囲まれ、保護されています。
この保護された空間のことを、脊柱管と言います。
それでは、脊柱管狭窄症は、どのような原因で生じる病気なのでしょうか?
・脊柱管狭窄症とは?
先ほど、脊柱管は、背骨、椎間板、黄色靱帯などに保護されているということを、ご紹介しました。
しかし、加齢や過度な負担によって、背骨の変形、椎間板・黄色靱帯の膨張などが起こると、その中の脊柱管が圧迫されています。
つまり、脊柱管のスペースが狭く(狭窄)なってしまいます。
この脊柱管の狭窄によって、神経が圧迫され、腰部に痛みが生じます。
この症状が、脊柱管狭窄症です。
◆脊柱管狭窄症の治療法は?
それでは、脊柱管狭窄症の治療法としては、どのようなものがあるのでしょうか?
・手術
脊柱管まわりの骨の変形が、進んでしまっている場合は、外科的手術を行う必要があります。
ただし、手術が必要となる病状は、全体の1割ほどであり、残りの9割の方は、手術以外の方法で治療を行うことができます。
・整体
脊柱管狭窄症の根本的な原因は、不良姿勢による腰への負担であることが、最も多いと言われています。
つまり、正しい姿勢を身につけ、日常的にその姿勢を続けることで、症状が改善することが多いのです。
そのため、整体は、脊柱管狭窄症に対する効果的なアプローチであると言えます。
・薬物療法
脊柱管狭窄症では、神経の圧迫と同時に、神経周辺で血流が流れにくいという問題も出てきます。
そのため、薬剤の服用によって、血管を広げ、血流が流れやすくするという治療法もあります。
◆まとめ
いかがでしたか?
今回は、脊柱管狭窄症の原因と治療法をご紹介しました!
特に、治療法については、整体によって根本的な治療を目指し、症状が進んでしまっている場合にのみ、手術を選択するのが良いのではないでしょうか?